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 第736話 「直感を論理に妄想を戦略に」

 今回は戦略デザインファーム、(株)BIOTOPE代表・佐宗邦威(さそうくにたけ)さんの記事からです。

 子供が「宇宙飛行士になりたい」と言えば「夢のある子」と評価されるが、大人が同じことを言えば「いい年した大人が・・・」と眉をひそめられる。これまでのビジネスの常識は、「まずは論拠やエビデンスを示せ」「論理に裏打ちされた戦略があってこそ成功できる」・・・だった。しかし、こうした戦略が機能不全を起こしつつあると佐宗さんは言います。現実、イーロン・マスクは「2035年までに人類を火星へ移住可能にする」と豪語し、ヒト・モノ・カネを呼び込んでいるでしょうと。

 「直感」を「論理」につなぎ、「妄想」を「戦略」に落とし込む、このような思考モードを「ビジョン思考」と呼ぶそうです。ではどのようにすれば、夢のような話を現実のビジネスに落とし込むことが出来るのでしょう。佐宗さんは以下のように説明しています。

@   まず、妄想と現実とのギャップを認識し、現状とのギャップを受け入れることが重要(拒絶していては話が始まらないということでしょうね)。

A   *現実をありのまま見つめる。

例えば文字を眺めていると図形のように見えることがある、これは言語脳が後退し、イメージ脳に切り替わる瞬間である。

*つづいて自分の頭の中をそのまま絵にして考える(落書き)。

*意味付けをする(言語化する)。

他人と共有するためには言語化が不可避、なので「絵」と「言葉」を往復する。

B   アイディアを他人に見せてフィードバックしたり、要素を分解して組み替え、個人の妄想に客観性を付加していく。

C   実現に向けて試作品を作る(プロトタイピング)。

試作品を前にして議論を行い、より完成度の高いプロトタイプを生み出す。

この繰り返しを行えるかどうかが、結果を左右する。

 ビッグデータ、AI・・・と、容易に緻密な計画が立案できるようになった時代だからこそ、飛躍した発想が求められるのでしょうね。