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第765話 「深く考えるための7つの技法」

 情報が溢れる時代で、瞬間的に判断して行動することが多くなってきた今日この頃です。しかし、こんな時代だからこそ「深く考える」ことが重要かもしれません。今回は、「深く考える」ためには「7つの技法を使いなさい」と説く、シンクタンク・ソフィアバンク代表・田坂広志さんの記事からです。

「深く考える」とは、一生懸命考えることでも、長時間かけて考えることでもなく、「7つの技法」を身につければ良いと、田坂さんは言います。その「深く考える7つの技法」とは、田坂さんは以下のように説明しています。

1.   循環論理の思考法

なぜ収益が上がらない→売上が伸びないから→差別化できている商品がない→なぜ欲しい商品が開発できない→優秀な人材がいない→・・・事程左様に問題の多くは循環構造になっている。なので、問題の循環構造を見つけ出すこと。

2.   対立止揚の思考法

そもそも世の中は複雑なのだから、「真と偽」という対立的な見方ではなく、弁証法的なアプローチをとること。注)弁証法とは、「AでありかつAでない」という矛盾を偽と決めつけず、対立や矛盾を通して一層高い境地に進むという考え方。

3.   課題回帰の思考法

解決の方法を考えるのではなく、解決すべき課題を考える。例えば橋のデザインで議論しているとき、鉄筋か木造かで議論が壁に突き当たったら「河の渡り方」を議論せよ。

4.   水平知性の思考法

垂直知性(1つの専門分野を深く掘り下げる)ではなく、様々な専門分野を横断的、水平的に結びつけよ。

5.   体験知性の思考法

文献知ではなく、自身の経験や体験を通じて得られた「体験知」を大切に。

6.   多重人格の思考法

自己視点で考えるのではなく、複数の人格を切り替えながら考える。例えば、アイディア出しの段階では「楽天的寛容なリーダーの人格」で、まとめの段階では「現実的で厳しい判断をするリーダーの人格」で。

7.   自己対話の思考法

賢明なもう1人の自分は誰の中にもいる。そのもう1人の自分は「鋭い直観力」と「膨大な記憶力」を持っている。このもう1人の自分とじっくりと対話することが重要。

確かに、この7つの技法を使えば、堂々巡りしないで結論にたどり着けそうです。田坂さんが「これぞ直感思考」と言われているのも分かるような気がしました。